健康

筋トレが【続かない理由5選】と【続けるコツ5選】

ここ数年、健康な身体づくりに注目が集まっています。分野やレベルは人それぞれですが、健康な身体というのは人間の生活において根幹をなします。そのため、自宅やジムでトレーニングをする方などが増えています。

今回は「筋トレを始めたけれどすぐに辞めてしまう」「筋トレが続かない」方を対象に、筋トレを続ける方法を紹介していきます。一度踏み出した筋トレへの道なので、途中でやめてしまうことはもったいないことです。筋トレは継続することで結果がついてきます。その継続をやめてしまっては結果はついてきません。本記事を通してひとつでも参考になるものがあれば取り入れてみてください。

筋トレが続かない理由

筋トレが続かない理由を5選紹介していきます。年齢や身体の状態、生活習慣によっては筋トレよりも優先するべきことが多くあると思います。しかし、多くの方にとってそのような条件が続けられない理由になっていません。つまり、筋トレをできる条件下にあるのに、何らかの理由を立てて避けているということです。このあたりは時間や怪我の有無ではなく、モチベーションが大きく関係しているといえます。

1.筋トレの効果を感じない

筋トレの効果を感じないから続かないという方は多いです。「1週間前から自宅でトレーニングをしたり、ジムに入会してトレーニングをしているのに、全く効果を感じない」という方は多いのではないでしょうか。それはジムにいるどんなマッチョでも、画面の先にいるどんなボディービルダーの方も同様です。トレーニングをしたからといって、すぐに効果が出るわけではないからです。トレーニングのイメージとしては3か月後の自分の身体を作っていると思ってください。それほど、目に見えて筋肉が成長するのは遅いです。おそらくですが、筋トレを始めるきっかけが「SNSで見かけたかっこいい身体」という方は多いと思います。もちろん、最速でその身体を目指すことはよいことです。しかし大前提として、身体の構造上そのような身体に仕上がるまでには時間と労力を費やします。ですので、目標を高く持ちすぎて絶望感に浸るのはやめましょう。

2.モチベーションが低下している

筋トレを始めた日は「みんながあこがれる身体になるぞ」と意気込んでいたものの、1週間後には筋トレは後回しなんてこともあると思います。それほどモチベーションの維持は難しいものです。ジムにいるいわゆるマッチョの方もモチベーションの維持には苦労しています。ですので、筋トレのモチベーション維持は全トレーニーの課題でもあります。

3.時間がない

時間を理由に続かないという方も多くいらっしゃいます。仕事の内容が身体を使う仕事で帰宅後にはぐったりしてしまう、長い残業を終えた後は筋トレをする気力がない、そんな方が多くいます。日本人のほとんどがその悩みを抱えているといっても過言ではありません。普段の生活において、帰宅後には家を回すための家事、子供をあやすための育児、自身の癒しの時間である娯楽などをする時間も必要です。それらを踏まえると、筋トレの為の時間がないことは当然です。また、日常生活において筋トレは必須ではありません。それが筋トレの優先順位を下げ、結果的に筋トレの時間が無くなる理由の1つかもしれません。

4.明確な目標がない

トレーニングをある程度行っていくと、「何のために筋トレをしているんだろう」「何が目的で始めたんだっけ」と考えることがあります。その目標を常に意識していないと、モチベーションの低下に繋がります。また、目標との差に圧倒されてしまうこともモチベーションの低下になります。最初は腹筋バキバキで胸板も厚く、背中の立体感も兼ね備えた立派な身体になろうとしてトレーニングを始めたものの、その身体と自分との距離感を意識してしまい、「やっぱり無理なのか」「あと何年かかるんだ」と思ってしまうことです。誰しもがそのようなことを考えてはしまいますが、明確な目標を持つことはそのように差を感じるためではなかったはずです。もし圧倒されてしまうのであれば、それはその身体(相手)に対するリスペクト度合いが高まったと考えるべきでしょう。自らをさげすむことはないはずです。

5.誘惑に負ける

誘惑に負けてトレーニングが続かないことも多いと思います。「よし今日こそはジムに行くぞ」「今日は自重トレーニングを頑張るぞ」と意気込んだものの、身の回りの誘惑に勝てない経験はあるのではないでしょうか。これに関しても、全トレーニーの悩みです。どうしても人間の特質上、誘惑するものがあれば、一瞬たりとも惹かれてしまうものです。そこで打ち勝つことができるかどうかが勝負どころです。

 

筋トレを続けるコツ

筋トレを続けるコツについて紹介していきます。筋トレは継続してこそ身になります。しかし、継続するということは筋トレでなくとも大変なことです。ちょっとしたカロリー制限、夜のストレッチの時間、読書習慣などに時間を割き、続けることは難しいものです。そのなかで、身体に刺激を加える筋トレに関してはなおさらです。それらを踏まえて、今回は「筋トレを続けるためのコツ5選」を紹介します。もしこれから紹介する5選の中で実践していないものがあれば是非取り入れてみてください。

1.ゆっくり身体を成長させると思う

目標を目指すあまり、トレーニングの強度が極端に高かったり、トレーニングの頻度が極端に多かったりする場合があります。もちろん、明確な目標に向かって突き進むことはとても大切です。しかし、高強度のトレーニングが高頻度で続けば、トレーニングに対する嫌悪感が増してしまいます。目標とする身体にはやく到達したい気持ちもありますが、それ故に筋トレをやめてしまっては本末転倒です。身体も休めつつゆっくりと成長させる意識で筋トレを行ってみてください。筋トレに対するハードルがグッと下がるはずです。たとえトレーニング強度が下がったとしても、長い期間で少しずつ鍛えていけば筋肉は必ず成長します。

2.筋トレを1ヵ月やらなかったとしても辞めたことにはならない

筋トレが何らかの理由で1か月間できなかったとしても、筋トレをやめてしまったことにはなりません。また開始すれば筋トレの再開です。なので1ヵ月空いてしまったから「やっぱり続かないか」と思う必要は全くありません。おそらくその1ヵ月の中で、筋トレやワークアウトに関する情報を小耳にはさんだり、気になった動画を見たりしているはずです。それは筋トレに対する情熱が消えていない証拠です。もし、その期間で身体が元に戻っていたとしても全く問題ありません。筋トレをしていなければより悪い方向に傾いていたかもしれないからです。ですので、すぐに「続かない認定」をするのではなく、再開して何事もなかったかのようにトレーニングをしてみてください。その方が気持ち的にも楽ですし、今までは効かせることができなかった部位に刺激が入るなど、新しい発見があったりするものです。

3.筋トレができなければ「栄養と睡眠」で抗う

「今日、筋トレをする日だったのにとばしてしまったな」という日もあるでしょう。そんなときは栄養面と睡眠を気にしてみてください。筋トレは筋肉を大きくさせるきっかけにすぎません。つまり、筋トレをしているだけでは筋肉はつかないのです。筋肉をつけるには十分な栄養と睡眠が欠かせません。トレーニングよりも栄養と睡眠が大事という方もいるくらいです。ですので、筋トレをしていない日であっても、栄養と睡眠をしっかりとることで、筋肉には良い影響をもたらすことができます。もし、「筋トレできなくて筋肉付かないからモチベーション下がる」という方がいれば、栄養と睡眠で抗う意識をもってみてください。

4.筋トレにまつわるグッズを買う

筋トレにまつわるグッズを買うと大幅にモチベーションが上がります。リストラップやリストバンドを新しく購入したり、今まで使用してなかった筋トレ道具を導入すると、当然ながらそのグッズを使いたくなりますし、使用感が気になります。また、今までに使用したことがないタイプのグッズであれば、筋トレの効果が上がる可能性もあります。例えば、リストラップを付ければ手首を強化してくれるのでベンチプレスなどの重量が伸びたり、パワーグリップを使えば手を傷めないで懸垂をすることができます。その他にもトレーニング強度を上げてくれるグッズはたくさんあります。また、ジムに自転車で通っているのであれば自転車周りのグッズを探してみたり、ジム用のバッグなどを購入してみたりするのもよいでしょう。

5.1年後の自分が後悔しない選択をする

どの仕事や趣味などにも通じることかもしれません。「1年後の自分が後悔しない選択をする」ということです。おそらく、今の自分が筋トレを続けない理由を作ることは簡単です。しかし、そのような自身の態度や考え方を1年後の自分が振り返った際、後悔する可能性は高いです。それはできない理由を探したり作ったりしている今の自分が薄々気づいているからです。逆に自分の1年前を振り返ってみましょう。「1年前から自分が筋トレを始めていれば、1年前からしっかりトレーニングしていれば」と思うのであれば、きっと1年後の自分も同じように後悔してしまいます。みなさんが目指すような身体に仕上げている方というのは、そのような壁を乗り越えているはずです。先の自分が後悔しないように続けていける強度と頻度でトレーニングをしていきましょう。

モチベーションアップのショート動画

https://youtube.com/shorts/2H-fc6mnxZ4?si=7wQNhhw1sGhrRjim

https://youtube.com/shorts/VAadESElLig?si=d33SEHtkwgOohlNa

https://youtube.com/shorts/pDubjJQkRhQ?si=Aey8v-RGKDSyeVKn

https://youtube.com/shorts/9OwhfDNhCRo?si=IwApoD0-1Tj9qCTF

https://youtube.com/shorts/ZJ4HSeYi1Qw?si=Egfm6FX1ZIQPd6bb

まとめ

「筋トレが続かない理由5選」と「筋トレを続けるコツ5選」を紹介しました。まずは、結果が得られなくとも続けることが大切です。のちに振り返ってみると、結果が出ない期間で得られたデータというのは貴重です。そしてそれは継続したからこそ得られたものです。今回のコツ5選のうちで試したことのない方法があればぜひ試してみてください。ジムに行けばこのようなコツをいくつも駆使している仲間がたくさんいます。そのような方に聞いてみるのも1つの方法かもしれません。いずれにしても、自身の習慣に筋トレが加わってしまえば、生活リズムに筋トレが組み込まれれば、その成果は報われるはずです。急ぎすぎず、適度にトレーニングに励み、身体の成長を見守っていきましょう。